アルファ LE タイプ３（Alpha LE TYPE3）
by AtoZ

ヨーロッパのモーターホームで主流の、ボンネットが突き出た安全性の高いベース車を使用したシリーズの、ファミリーユースを想定したモデル。キャビンとエンジンルームが別れているいるため静寂性に優れていて、運転席と助手席がタイヤの真上ではなく前後輪の間にあるので走行時の乗り心地も快適。それでいて外寸は人気の５×２m未満だから居住スペースは限られるが、フリールームを省くことで４名が就寝できるレイアウトを実現。全高は 2,300mm と低く、キャブコンバージョンの “キャンピングカー然” とはしていないスタイリングも大きな魅力。

ダイネットと、リアのエントランス＆キッチン部分がそれぞれ２名就寝可能なベッドに展開可能。近年高まる、日本のキャンピングカーでトイレは要らい、という声もあり、大胆にフリールームを設けずデザインされた。

エントランスから入って向かいにキッチンを配置。フリールームがない分余裕のあるサイズになっている。冷蔵庫も標準装備。

リアに展開できるベッドは 106 × 170cm で、子ども２名の就寝にちょうどいいサイズ。

キャビン上は大型の収納スペースになっていて、寝具などを置いておくにも最適。

Type1、Type2 と同じくエントランス横にシューズボックスも備わっている。

室内灯などのスイッチはエントランス上に集中して配置されている。その横には、調味料なども入れておくのに重宝する棚がある。これもシリーズ共通の装備。（写真は Type2）

ダイネット両側に吊棚を完備。

全長 4,900mm、全幅 1,942mm、全高 2,300mm。ロープロファイルなヨーロッパ車のようなスタイリング。通勤や買い物などの “足” としても活躍してくれそう。運転席と助手席にエアバッグを装備。バックアイカメラも備えている。

フリールームに外部からアクセスできる大型のドアがあり、マリンスポーツやスキーなどで濡れたものを出し入れする際に便利。